鎮静法インプラント手術

ここでは、気になる痛みに関してのお話です。大きく分けて

1)手術中の痛み
2)手術後の痛み

の2つをご紹介していきたいと思います。


インプラント手術中の痛みについて

1~2本のごくごく簡単な手術(骨の量が充分ある)の場合には、歯を抜くことよりも刺激は少ないので、通常のハグキ麻酔のみで充分です。
ただし、インプラントはそれほど簡単な場合というのは、ごくごくわずかで大抵の場合は骨の量が大なり小なり不足しているのです。

こういった状況が想定される場合には、インプラントに熟達した歯医者・歯科医院であれば事前に鎮静法(点滴麻酔)の段取りをしておくのですが、

・計画不足

・誤った診断

・経験不足

により、鎮静法手術の段取りを行っておきませんと,手術中に次第に患者様が痛がってくると、本来なら地盤工事である骨の再生手術を同時にやらなければならないのに、ただインプラントを埋めるだけの手術をしてしまう。
言い換えますと、

手術の痛みは、患者様にとっても嫌なものですが、実は執刀医も患者さんが痛がっているのは苦手なのです。すると、医師の方もあせってきてしまい、手術を早く終わらせることだけに重きをおきがちになってしまいます。

ですから、鎮静法の段取りをおこなっておけば、いざ骨が足りなかったという場合でもあせらず骨の再生手術を同時に行うことが可能ですので、
手抜き工事で終わりません。


手術後の痛みについて

インプラントを埋めるだけの簡単な手術ですと、痛みもほとんどないケースが大半です。
骨の再生をあわせて行った場合や、埋入本数が多い場合には痛むことがありますが、処方された鎮痛剤で痛みは緩和されます。
かなりの大規模インプラントの場合でも、夜も眠れないほど痛むことはまずありえません。

インプラントの他の歯も重要


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