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予防歯科

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お口のトラブル予防してますか?

予防歯科

虫歯や歯肉炎、歯周病などにより痛みが出たり不調を感じてから歯科医院に訪れていませんでしたか?
実は痛みを感じて歯科医院を訪れたときにはすでに重症という場合がほとんどであり、一度削った歯は元には戻りません。

お口のトラブルが発生する前に原因を作らないよう予防することが大切です。

年を取ると歯は悪くなるのは本当?

今の日本では、年齢を重ねるとともに歯が悪くなるというイメージがあります。
通常、人間のお口の中には28本の歯がありますが、現在の日本では80歳で残っている歯の本数は平均でたったの5本です。それに対して北欧では80歳で平均20本です。
ではなぜこのような差があるのかというと、日本人の頭の中に「歯医者は歯が痛くなったら行くところ」という考えがあるからです。
外国と大きな差がついた最大の原因はそのような日本人の意識からくるものなのです。

一人平均残存歯数の比較

虫歯

虫歯を作り出す細菌は食物などに含まれる糖質から酸を作り出します。
その酸により歯が溶けた状態が虫歯です。お口の中では脱灰といって歯を溶かす作用と再石灰化といって歯を作る作用が交互に行われます。
しかし、細菌から作られた酸により歯を溶かす作用ばかりが働いてしまうと、元の状態に戻すことができなくなります。
これが、虫歯の始まりです。

歯周病

歯周病とは、歯の周りにある歯周組織が歯周病菌に感染することで、歯茎が腫れたり、歯茎から出血したり、最終的には歯を支えている骨が溶けて歯が抜け落ちてしまう病気の事を言います。
毎日きちんと歯ブラシをしているから大丈夫と思っている方がほとんどだと思います。
しかし、歯ブラシを一生懸命しても歯石(歯垢が唾液のカルシウム成分を含み固まったもの)とバイオフィルム(台所の三角コーナーにできるぬめりのようなもの)は落とすことができないのです。
どちらもお口の中にある細菌のかたまりで、これらは歯科医院できれいにしてもらう必要があります。

歯周病の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく症状がどんどん進行していきます。
痛みや腫れが出てくるのは末期になってからで、それまでほとんど自覚症状がありません。

歯周病1歯周病2歯周病3歯周病4歯周病5

歯周病と全身のつながり

近年、歯周病がさまざまな全身の病気に関与していることがわかってきました。
歯周病を引き起こす歯周病菌は、腫れた歯茎から血管に入り血流を介して全身に運ばれます。
その結果、例えば「糖尿病」では血糖値を下げるホルモンの働きを邪魔するので症状が悪化します。また、「脳梗塞」では歯周病の人がそうでない人の2.8倍なりやすいという報告もあります。その他にも、「口腔ガン」「心筋梗塞」「肺炎」なとがあります。

歯周病を長期間放置するとこれらの病気のリスクを高めることになります。早期に治療をしましょう。

歯周病と糖尿病

歯周病と全身のつながり

妊娠性歯肉炎

妊娠をすると女性ホルモンのバランスが大きく変化します。
変化した女性ホルモンの中には、ある特定の歯周病菌を増殖させます。
それにより、妊娠すると歯肉炎になりやすいと言われています。
また、歯周病菌が血中に入ると胎盤を通して胎児に感染するのではないかといわれています。
その結果、低体重児や早産になる危険性が高くなる可能性があります。
これらは、元々お口の中に歯石や歯垢がなければ起こらないか、危険性を低くすることができます。
産まれてくる赤ちゃんのためにも定期的にお口のケアをしましょう。

妊娠性歯肉炎

妊婦における早期低体重児出産の危険率

歯の健康を保つためには

年を重ねても多くの歯が残っている人は、痴呆症になりにくいといったデータがあります。また、食べる楽しみは生きる活力にもつながります。
歯の健康を保つためにも、定期的に歯科医院でお口の中の健康状態を確認し、メンテナンスを受けましょう。

歯石やバイオフィルムは一度取り除いても再度、形成されるので3~6ヶ月毎に定期検診を受けることをおすすめします。

メンテナンスの流れ

1.審査・診断

虫歯や歯周病が進行していないか、お口の健康状態を確認します。

 

2.歯石の除去(スケーリング・SRP)

歯石の除去 スケーリング→スケーラーと呼ばれる器具を使い歯の表面に付いた歯石を取り除きます。
SRP→歯周病が進行すると歯周ポケットと呼ばれる溝に歯石がたまります。通常のスケーリングでは取りきれなかった歯周ポケット内の歯石を取り除きます。

 

3.PMTC(クリーニング)

PMTC PMTC たばこのヤニやコーヒー・紅茶などの着色汚れを取り除きます。
また、普段の歯ブラシで落としきれなかった歯垢(プラーク)やバイオフィルムを専用の電動器具で隅々まできれいにします。

 

4.GUM(歯茎)マッサージ

専用のジェルを使い、お口の中をマッサージします。マッサージをすることで歯茎の血行が良くなり、歯周病の予防になります。また、お口回りの筋肉の緊張が溶け表情が豊かになります。

11.マッサージジェルをお口全体に行きわたらせます。

 

22.指の腹を使い歯茎に円を描くようにクルクルと動かします。

 

33.指で歯茎をつまみゆっくりと圧を加えます。

 

44.頬と唇を内側から引っ張りストレッチをします。

 

5.トリートメント塗布

トリートメント美容院でトリートメントをするのと同じように、歯にも栄養を補給することで着色汚れが付きにくく、虫歯になりにくい丈夫な歯を保つことができます。

料金表

PMTCクイックコース

4,000円(所要時間20分)
気になる前歯12本をクリーニングします。

※500円でトリートメントを追加できます。
※別途消費税がかかります。

PMTCリラクゼーションコース

10,000円(所要時間60分)
アロマの香りにつつまれながら全ての歯を隅々までクリーニングします。

※トリートメント、GUMマッサージ込み
※全コースカウンセリング込みの所要時間になります。
※別途消費税がかかります。


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